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よくあるご質問

パイプマシン・ダイヘッド・チェーザについて

チェーザの寿命はどれくらいですか?交換の目安は?

チェーザの寿命は切られるサイズ、鋼管の種類、ねじ切りオイルの条件によって著しく変化します。

同材質の炭素鋼鋼管でも一般配管用のSGPと圧力配管用のSTPGの厚肉鋼管(スケジュール40以上)の場合、厚肉になるほど切削負荷が高くなり、チェーザ寿命はSGPより短くなります。

鋼管の製造方法により切削負荷が変化し、チェーザ寿命に影響します。鍛接管に比べ、電気抵抗溶接管では溶接部のビート部分の材料硬度が高く、また円周上で硬度が不均等なため、チェーザ寿命が短くなります。

ねじ切り時間を短くするため、回転数を上げてねじを切ったり、鋼管用チェーザでステンレス鋼管にねじを切ると(10口くらいしか切れません)チェーザ寿命は著しく短くなります。

ステンレス鋼管用チェーザの寿命は、ステンレス用ねじ切りオイルを使用した場合、鋼管用チェーザに比べて、約1/3になります。

また、ねじ切りオイルの条件もチェーザ寿命に影響します。オイルに鉄粉や水が混ざるとねじの仕上がりが悪くなり、チェーザ寿命が著しく短くなります。またオイルが十分に吐出されない場合、切削時の金属摩擦が大きくなり、チェーザ寿命が著しく短くなります。弊社純正のねじ切り油を使用した時に、最大の性能が出るようにチェーザの刃付けが設計されていますので、純正品以外のねじ切り油を使用すると、ねじの仕上がりに悪影響を与え、チェーザ寿命も短くなります。

チェーザの耐久性は、15Aで2000口を基準としています。(SGPを50W-Rでねじ切りした条件)ねじ切削長からみたチェーザの耐久性は、ねじ径により異なり、サイズが大きくなるほど「ねじ切り口数」は少なくなります。
チェーザ寿命の目安としては、15Aで2000口とした場合、25Aで1250口、50Aでは549口と少なくなり、大径の100Aでは191口となります。

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